
先輩弁護士インタビュー2
気持ちに寄り添う、心を汲み取る
この力だけは負けない弁護士になりたい
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佐藤正晴
Masaharu Sato
【Profile】
祖父の影響で5歳からゴルフを始め、中高時代はゴルフ部に所属。ベストスコアは69。大手法律事務所での勤務を経て、2022年4月入所。
┃弁護士を志した理由
弁護士をしていた祖父の影響です。祖父は地方都市に事務所を構え、個人から企業まで幅広い相談に対応していました。家族で毎年里帰りをした際、小学生の頃から「弁護士の仕事は面白いぞ」と聞かされ、いつの間にか自分も弁護士の仕事に魅力を感じるようになりました。とりわけ、特定の案件を解決すれば終わりではなくて、たとえば街中でクライアントとすれ違った際に、以前より親しい間柄になって世間話などができるようになるところに魅力を感じました。
また、大学で企業法務を取り扱う法律事務所のインターンへ行き、企業法務に興味を持つようになりました。クライアントと密に話すことで真の問題点を探し出して解決するところ、仕事の成果がクライアントに所属する多くの従業員やその家族の生活に影響するところなどに一層のやりがいを見出したのです。責任重大ですが、そうした人々の生活や人生をより良くするお手伝いができるのは、今でも大きな魅力です。
┃学生時代の過ごし方と就職活動
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司法試験に向けて勉強を始めたのは大学2年生の初めぐらいからです。アルバイトはしていませんでしたが、一般の方々から無料で法律相談を受け、弁護士の指導の下学生間で話し合って解決策を講じ、相談者に回答するサークルの活動に力を入れていました。司法試験の問題文には初めから事実関係や課題が記載されていますが、相談活動では実際に相談者から話を聞いたうえでそれらをあぶり出すところから行う必要がありました。勉強では得られない貴重な経験で、現在の業務にも役立っています。
こう書くと勉強一筋に思われるかもしれませんが、飲み会や旅行、ドライブ、バーベキューなども楽しみました。特に、遊ぶ時はそれまでに予定していた勉強を必ず終わらせて、後は何も考えずに友人たちと楽しむというメリハリを意識的に心がけていました。