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スタッフ座談会

弁護士のサポートを通じて実現することが
社会を動かすことにもつながる素晴らしさ

豊島総合法律事務所で弁護士のサポート業務を担うスタッフは、どんな思いで日々働いているのでしょうか。当事務所を就職先として検討している読者の皆さんに向けて、スタッフ3名が本音を語ります。

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┃相手の言葉に熱心に耳を傾けるのが当たり前の職場――石橋

――豊島総合法律事務所のスタッフ職として、就職を決意した決め手は?

石橋:私は大学時代に接客のアルバイトを経験しており、お客様と触れあう楽しさを求めてアミューズメント施設の運営会社やホテルで働いていました。そうした業種は不特定多数のお客様がいらっしゃいますので、一人ひとりの方へ深く関わることまではできません。だんだんと、自分で納得がいくまでサービスが提供できる仕事がしたいと思うようになってきました。

 

そんな折、当事務所を利用した知人から「あの事務所で求人が出ている。あなたに合った仕事だと思う」と勧められました。当初は「法律は難しい」という印象があってあまり興味を惹かれませんでしたが、いよいよ転職を真剣に考える段になって「弁護士事務所のスタッフという仕事であれば、クライアントと深く関わることができて、しっかりとサポートができそう」「顧客が満足できる法律事務所なら、自分も向上できるのではないか」と思えてきました。法律事務所で働くことが理想的なイメージとして浮かんできたのです。

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石橋諒

Ryo Ishibashi

【Profile】

入所直後にコロナ禍で在宅勤務となったが、物心両面の支援により不安も不便も感じずスムースに職場へ溶け込めた。接客業で培った人当たりの良さで、豊島総合法律事務所の運営全般を支える。2020年3月入所。

――法律知識の乏しさに不安はありませんでしたか?

石橋:面接の際に「丁寧に教えるから大丈夫ですよ。必要な知識はこれから身につけていきましょう」と言っていただけたので、不安はすぐに払拭されました。それに何社か面接を受けた中で、当事務所の面接担当者からは私の話をきちんと聞こうという姿勢が一番強く感じられました。「相手の言葉に熱心に耳を傾けるのが当たり前の職場」「この職場なら、自分の向上にも繋がる」と強く感じたのが決め手になりましたね。

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武藤成美

Narumi Muto

【Profile】

大学と法科大学院時代は学費免除の特待生として勉学に励む。身につけた知識でクライアントに貢献したいという思いから、豊島総合法律事務所のスタッフに。新たな学びにワクワクする日々を送っている。2021年3月入所。

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石井伶花

Reika Ishii

【Profile】

当事務所久々の新卒採用。「採用面接では他の事務所よりもみなさんが明るい印象を受けました」と振り返る。中高時代に吹奏楽部に属していただけあって、最近は音楽が恋しくなりピアノ演奏を楽しんでいる。2021年4月入所。

武藤:私は中学生の頃から弁護士になることを目指していたのですが、司法試験に三度失敗しまして……挑戦を続けるか迷った末、学んできた知識や経験を活かした仕事で社会人としてのキャリアを積んでいこう」と就職の道を選びました。「法律事務所のスタッフでは雑務ばかりで経験を活かせない」と就職エージェントから聞かされていましたが、当事務所の面接では私の経験を汲んでくださって、「もっと弁護士の仕事に食い込んだサポートをやってほしい」と言っていただけました。

――これまでの知見が活かせると思った?

武藤:まさに、そうですね。さらに「クライアントと一緒に目的を達成するパートナー」としての当事務所の理念は、誰かをサポートする弁護士になりたかった私の理想にも近かったんですね。原点に立ち返り、自分のやりたいことを改めて考えたときに、憧れの道だった弁護士とともに働くことで、クライアントをサポートできるのではないか――このように考えて、当事務所への入所を決意しました。

――石井さんは公務員を志望していたと聞いています。

石井:就職時の第一希望だったのが裁判所事務官です。公務員を志望したのは、単純に日本という国が大好きだから。その大好きな国に暮らす人たちに直接貢献できる仕事の筆頭が公務員だと考えていましたし、中高生の頃は学級委員や生徒会役員をしていたので、組織の運営をサポートする事務的な仕事が得意でした。法律にも興味があったので、将来の職として裁判所事務官を目指していました。裁判官や検事、弁護士といった職への志向がなかったのかと訊かれることもあるのですが、自分で決定を下すそうした仕事よりも、決定を下す人々を支える仕事が魅力的に映っていたのです。

――それが、どうして法律事務所のスタッフに?

石井:新型コロナウイルス感染拡大による影響で裁判所事務官の採用試験日程が延期になったことなどもあり、先行きが不透明になってしまいました。それならば自分に向いている事務と培ってきた法律の知識を活かせる仕事ということで、法律事務所への就職という選択肢が出てきたのです。当事務所は、私が受けた他の法律事務所よりも事務員の数が多く、仕事の分担がきちんとできている印象で、面接の方の人柄も職場の雰囲気も良かったので、迷いはありませんでした。

┃個々の経歴や特性に合った業務を通じて成長を促してくれる――武藤

――新人時代の印象に残る出来事は?

石橋:入所間もない2020年4月から、新型コロナウイルス感染拡大の影響で在宅勤務になりました。前任者は産休に入っており、経理という慣れない仕事を任され、職場で疑問点を聞くことができない状況に置かれた私を、弁護士やスタッフの皆さんがとても気を使ってくれ、何事も丁寧に教えてくれたり、どうしてもわからない部分に関しては一緒に考えてくれたりと、たくさんサポートしてもらったことに感謝しています。

石井:惜しみなくサポートしてもらえる職場環境という点については、まったく同感です。私も先輩方から「質問するのは恥ずかしいことじゃない。みんな質問を待っているよ」「石井さんが成長することが職場の成長につながる」と励ましてもらえたことが、強く印象に残っています。

石橋:確かに。「一人ひとりのレベルアップが組織全体の向上につながる」という考えは浸透していますね。

石井:自分が成長することで職場も良くなる。半人前の新人ではなく、きちんと戦力として考えてくれている。それがわかると、仕事にも打ち込めますし努力も続けていこうと思えますよね。実際、皆さんとても忙しそうなときでも質問に答えてくれますし。恵まれた職場に就職できたなと実感します。

武藤:サポートについては、本当に充実していますよね。先輩弁護士が若い弁護士に講義する教育制度は珍しくありませんが、スタッフにも講義をはじめとした育成システムがあることには驚きました。資格を取るにも「必要なものがあれば伝えて」と寛容ですし。今も新人時代の真っ直中ですが、新しいことを次々と学ばせてもらえることに日々わくわくしています。スタッフとしての業務の一方、「せっかく司法試験の勉強をしたのだからリサーチもやってみて」ということで入所当初から判例のリサーチを時々やらせていただいています。個々の経歴や希望を踏まえて成長の機会を与えてくれる、稀有な法律事務所ではないかと思います。

┃安心して仕事を任せられる現場のサポーターになりたい――石井

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――ご自身の課題や展望は?

石橋:現在の業務、経理やファシリティに関しては弁護士のサポートができていると思いますが、弁護士業務に関してはまだまだなので、その方向でもサポートできるようになることが課題であり目標です。その手段の一つとして、日弁連の事務職員能力認定試験を受けたいと思っています。合格すれば自信につながり、私への信頼性向上も期待できますから。加えて、パラリーガルとしても仕事ができるように法律の勉強も進めていきたいですし、スタッフ全体をまとめることができるような存在になりたいというのが展望です。

石井:私も2~3年以内に、日弁連の事務職員能力認定試験に合格すべく勉強中です。より長期的な目標としては、指示通りに仕事ができるのは当然として、そこにプラスαができるような気が利く事務員になりたいですね。仕事の流れを熟知し、最終的には何が求められているのかを察知して、先回りして手配する。そんな、安心して仕事を任せられる現場のサポーターになりたい。先輩は弁護士からの指示を的確に把握して、5言われれば10理解できるような感じで動けますが、私はまだ10言われないと動けません。先輩を見習って、意図を汲み取って動けるようになりたいものです。

武藤:私自身は将来パラリーガルのグループに異動して、案件へより深く関連する専門的業務を担うよう期待されています。その期待に応え、弁護士の望むサポートが確実にできる、お手本となるようなスタッフになることが目標であり展望です。

┃代表弁護士の姿勢が、アットホームな雰囲気を生みだしている――石橋

――応募者の方々へのメッセージを

石橋:法律事務所の主体はあくまでも弁護士なので、弁護士が業務をやりやすくする、その環境を整備するのがスタッフの大切な仕事です。先ほどの石井さんの発言と重複しますが、言われたことだけをやるのではなく、「こうしたらよりやりやすくなるのではないか」と気を回せる人は、法律事務所のスタッフに向いていると思います。それと、豊島総合法律事務所には弁護士、スタッフが一丸となって「事務所をより良くしていこう」という雰囲気にあふれています。現状を変えていく、変革や自己研鑽といった努力を受け入れられる人が向いている職場だと思います。

石井:それは向上心のある人とも言えますよね。そんな人にはとても良い環境が揃っているのは間違いありません。日常業務でもわからないことに対して事務所全体でバックアップしてもらえますし、先ほど武藤さんが言ったように弁護士を講師としたスタッフの勉強会もあります。勉強してきた法律知識を存分に活かしながら仕事をするのであれば、当事務所は最高の職場だと確信しています。

武藤:法律を学んできたからといってそれが通用する世界ではない一方、法律の専門外の人でも「人をサポートすること」に喜びを感じる人ならこの仕事は向いていると思います。そうしたサポートを通じて、大きな事件の解決に結びつくことがあります。自分一人では到底達成できないことが、弁護士のサポート業務を通じて実現できる。結果として社会を動かすことにつながっていく。それが私たちの仕事の素晴らしいやりがいだと感じています。私のように司法試験に合格できなかった人は沢山います。それでも「自分が勉強してきた法律で、世の中の役に立ちたい」と願っている人も数多くいるでしょう。そんな人が自らを活かす場として、有望な選択肢です。

――勤務時間や勤務形態という点ではどうですか?

石橋:繁忙期には稀に残業がありますが、普段は定時に仕事を終えることができますし、定時で上がれそうにない人がいたらみんなで仕事を分担して助けあっていくのが当たり前の職場です。小さいお子さんがいるスタッフは時短勤務や在宅勤務もできますし、それぞれのスタッフが抱える事情にも理解があります。とても働きやすい職場ではないでしょうか。

石井:出産や子育てに対する理解もあり、男女問わず安心して働ける職場です。職場環境の良さは代表である豊島の人柄による部分が大きいと思います。優しくて気さくな人柄が、独特の柔らかい雰囲気を作っているのは間違いありません。

石橋:代表の豊島はとてもフランクで、スタッフにも気軽に声をかけてくれますね。相手の気持ちに立つことができる人で、まずは自分でやってみて、それから説明する姿勢は見習うべきだと常々感じています。そういった姿勢が、当事務所のアットホームな雰囲気を生みだしていると思います。

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